痔(痔ろう)の手術ブログ りお's diary

突然の痔瘻で、入院・治療のブログです。痔瘻の治療に悩まれた方の、少しでも元気につながる体験談になればと

9月4日(土) そもそも「痔瘻(痔ろう)」とは?

 肛門の出口付近には、肛門腺窩(いんか)という小さな穴が8個前後あるそうです。稀に、便がこの穴に入ってしまうことがあり、炎症が起きることがあるようです。肛門には、細菌への強い免疫力があるので、通常は炎症からも守られていますが、ひどい下痢などが入り込み、そのときに、ストレスや疲労などで免疫力が落ちていると、膿ができて、肛門周囲膿瘍になるそう。少しその心当たりはありそうです…

 肛門周囲膿瘍になると、激しい痛みや発熱をともなうようですが、私の場合は発熱はありませんでした。なお、痔瘻になるのは、男性のが多い様子で、年代も30代から40台が多いそう。周りには、あまり聞いたことがないなと思いつつ。

 肛門周囲膿瘍をほっておくと、膿がお尻の管を通って、肛門とは別の腫れたところに出てきてしまうようです。これを痔瘻(=あな痔)と呼ぶそうです。自然に膿が出てくるのを待つよりは、切開して、膿を出すほうが痛みも引くので切開の処置をしますが、結果、痔瘻となります。

 そう聞くだけでも怖いですね。

 自分の場合、コロナでかなりの間、外飲みから遠ざかっていましたが、いっとき、飲む機会があり(もちろん緊急事態宣言が解除されたときです)、すぐに酔いが回ったなど、体調の変化もあったのかもしれません。

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 痔瘻は、自宅での薬による治療などでは治りにくく、放置していると、さらに膿が溜まったり、新たなルートができて複雑化したり、肛門の癌になることもあるそうで、一般的に、治療法は手術となるようです。

 細菌の侵入側を原発口(一次口)、膿の出口を二次口と呼ぶそうで、その一次口と二次口を結ぶ管を痔管と呼ぶそうです。

 このあたりの解説は、私がホームページを見た中では、こちらの解説が、とてもわかりやすかったので、リンクを張っておきます。

 平田肛門科医院

www.dr-hips.com