痔(痔ろう)の手術ブログ りお's diary

突然の痔瘻で、入院・治療のブログです。痔瘻の治療に悩まれた方の、少しでも元気につながる体験談になればと

2021年 えっ!病名なんていいました? 痔瘻(痔ろう)です…

9月2日(木) 有名な、お尻の病院に

 ある時から、お通じのときに、お尻の出口の横に腫れ物ができて急に痛みが強くなってきました。はっきりと分かるくらいの腫れ物です。

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 一週間くらい経っても治る気配は全くなく、毎回のお通じもそうですが、椅子に座っているのもかなり辛いので、これは自然に治らないと思い、多分、膿がたまっている様子だったので、専門の病院で抗生剤をもらってこようと、有名な お尻の病院に立ち寄りました。

 肛門科と言うのも初めてなので、ちょっと入るのには躊躇しましたが、痛みをなんとかしないとと思いとにかく入ってみました。

 入ってみると結構な患者さんが待合室にいてずいぶん混んでるんだなぁと思ったのが、第一印象です。

 病院のポスターを見ると、日本人の約3人に1人が痔に悩まされたことがあるとあり、どうも「痔」は身近な病気のようです。

 受付をすまして、診察室の前で待つことになりました。結構な数の診察室があってそれぞれで呼び出しがあります。1人1人が結構時間がかかってるようで、重い病状のケースもあるのかと他人事のように思っていました。診察が終わって、超音波を取りますのでこちらと、看護師さんに案内されて移動していく方もいました。いろいろ検査があるんだなとも思ったりしていました。

 診察室に呼ばれると、ズボンは半分下ろしお尻を先生のほうに向けて、診察台寝てくださいと言われます。お尻の診察できたので、躊躇なくズボンおろして横になりました。膝をお腹の方にひいて少し丸くなる形です。ズボンの上げ下げでは、看護師さんは、バスタオルのようなもので、下腹部は隠してくれます。

 さっそく、触診が始まり、その後は何か金属のようなもので診察しているようでした。さすがに、触診など違和感がありますし、痛いところに触れるっとぐっと痛みが来ます。この後、キレイにしてもらえるのかなども考えてしまっていると、看護師さんが、さっとおしりを拭いてくれました。これでパンツはいても大丈夫かなーと思っている中、先生からは超音波を撮ってみましょうと言うことで、あれよという間に超音波診断となったのです。

 いきなり、「あれ、自分も同じお尻の超音波検査???」 という状況になりました。

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 今まで人間ドックでは、お腹や甲状腺のエコーなど撮ったことはありましたが、お尻は初めてです。やはりベッドに寝そべって、さてどうなることかと思いながら待っていると、長い棒のようなものを使っておしりの診断をしていました。診察が終わると早速、膿が溜まっていて痔瘻」の疑いがあるとのこと。

 痔瘻なんですか?」 とつぶやいたと思います。

 「痔瘻」は初めて聞いたこともあり、飲み込めずにいたのが最初です。これもまた他人事のように聞こえて、膿が溜まっていると言うことであれば、抗生剤等処方してくれて終わるだろうと勝手に思っていました…

 がしかし、違ったのです。